仮面ライダーゴースト 第47話

呼応！それぞれの覚悟！

	兄上！目を覚ましてくれ！
	そんなことをしても無駄だと、何故わからない！

	喝！！ 何を迷うことがありましょう。アデルは倒すべし！ 先代の無念を晴らさでおくべきか！
	それが僧侶の言うこと？！
	もう拙僧は修行が足りていないので仕方がない！ 問答無用、極悪非道のアデルは倒すべし！
	簡単に言わないで！アランのお兄さんなのよ。 少しはタケルとアランの気持ちも考えなさいよ！
	…わかっています。 でも、あやつは人間をおかしくしたばかりか、 先代を…先代を…
	いつアデルが来るかわからない以上、 やはり、こちらから眼魔の世界に行かなければ。

	（龍さん、タケルはカノンの命を救ってくれました。 今度は俺が…）
	『今度は俺がタケルの命を救います』…か？
	お前…なぜ俺の考えていることを？
	俺はこの中に入っているガンマイザーを通じて、 お前のディープスペクター眼魂と繋がっている。 だからお前の感情も記憶もわかるんだよ。 つまり…俺はお前だ。
	違う、俺が深海マコトだ。

	タケル殿～！修行はどうされたのです？ 先代の敵は討つのですか？討たないのですか？ どっちなのです？
	御成、いい加減にしなさい！
	心のままにやればよいのです。 答えはタケル殿の心の中にあるはず。 ただ、それがまだ見えていない。 己と向き合うことです。
	俺、わからないんだ。 アデルを救うって決めてたけど… 今度あいつに会ったら…自分を抑えれる自信がない。 それが怖いんだ。

	これは俺の問題だ。
	そうは行かない。行こう。
	そっちは任せる。ここはアカリと私が。
	わかった。

	あしゃしゃ…アカリ！今すぐ動かせ！ 早く動かせ動かせ！
	！？わかった。